書評 赤木雅子、相澤冬樹『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』(文藝春秋、2020年) 先週、大阪地裁で、佐川・元理財局長を被告とする事件の判決があったばかりである。 正直に読んでよかった本である。権力は恐ろしい。権力は嘘をつくということがよく分かる。公文書改ざんは、安倍元首相の国会答弁を忖度して、理財局長が指示したものである... 2022.11.30 書評