株式会社アメリカの日本解体計画

書評

堤未果『株式会社アメリカの日本解体計画』(経営科学出版、2021年)

著者が野村証券の社員として米国で働いていたときに、その生活体験を踏まえて書いた、実直な感想の話しである。 読後感は、アメリカの資本家がいかに強欲か、ということである。日本で暮らしていると、普段の生活は当たり前に感じるものであるが、著者の米国...