佐藤優

書評

佐藤優『外務省ハレンチ物語』(徳間書店、2011.3)

読むきっかけになったのは、前回読んだ『桐谷さんの株主優待のススメ』の本の口絵写真で、桐谷さんの部屋に「さらば外務省!」という蔵書があるのを知り、そこからAmazonで検索していたら、佐藤優さんのこっちの本の方が面白そうだと分かったから。 ぜ...
書評

佐藤優『国家の罠-外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮文庫、2007)

2年前に前立腺がんを公表してびっくりしましたが、今でも書評家として活躍されている佐藤優さんの著作です。『自壊する帝国』と並ぶ傑作です。いざというときの国家権力がどういうものか、知っておいて損はありません。お勧めです。文庫版初版から既に15年...
書評

ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』(1726年)

船乗りである主人公がさまざまな国に行って、一時的に過ごした国々のことを綴っている。自分よりも小さな人間だけの国、反対に自分よりも大きな人間だけの国、または馬が支配している国々などである。 本文中、次の記述があった。すなわち、「戦争の原因なら...