ライ麦畑でつかまえて

書評

J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』(野崎孝訳)(1951)

世界的に20世紀を代表する不朽の名作と言われていて、日本でもベストセラーとなっているので、読んでみました。しかし、やっと読み終えたという感じで、私にはどうも合いませんでした。文体がずっと一人称で、なにしろ読みにくいです。 この作品が人生に影...