ランニング

2022年8月11日 20キロ走

山の日で祝日。走友会メンバーは山を走りに行ったが、熱中症警戒アラートが出されている中で30キロを走ることに自信はなく、自主トレーニング。せっかくの休みなので、普段の10キロよりは長く走ろうと20キロを目標とした。 出発時刻自体が遅い状態で、...
書評

三浦綾子『塩狩峠』(新潮社、1973)

よかった。 キリスト教が「ヤソ」と呼ばれ、ある意味日本でバカにされていた時代に、次第に好きになっていった「ふじ子」を通してその教えに開眼して信仰を強くした主人公の生き様は素晴らしい。 実話をもとに書き起こされたものだが、「あとがき」によれば...
書評

青山透子『日航123便 墜落の新事実:目撃証言から真相に迫る』(河出書房新社、2020)

経済評論家の森永卓郎氏が、経済とは直接に関係のない日航123便墜落事故を取り上げた本書にコメントを載せている新聞広告を見て以来、ずっと気になっていた。アマゾンでは、4つ星以上の評価、900以上のレビューがついていてどんなものかと、ずっと思っ...
ランニング

タバタ式トレーニング

SNSでタバタ式トレーニングがあることを知った。長距離ランナーにも効くそうである。 自分は、マラソンでサブ3.5を目標にしている。3月の東京マラソンでは、3時間34分とわずかに4分及ばなかった。35キロまでは、キロ5分以下のペースで走ること...
書評

安藤広大『リーダーの仮面』(ダイヤモンド社、2020年11月)

内容はスラスラ読めたが、私の思考には合わなかった。帯カバーに「圧倒的共感で10万部突破‼」とあるが、私自身はとても共感とまでは至らなかった。 「誰が何をいつまでにやるかを明確にする」や「人は経験とともしか変わらない」などの記述は確かに同意す...
ランニング

東京マラソン2021の振り返り

今年参加した東京マラソンから間もなく5か月が経とうとしている。目標としていたサブ3.5に辛くも到達できなかったが、今後のレースで達成したい。 いろいろな雑誌を整理している中で、当時、大会事務局からもらっていた大会冊子をパラパラと見返していて...
書評

山本有三『路傍の石』

中学校に進めなかったので、丁稚奉公として仕えることになったいせ屋。そこには、中学校に進むのがもっとも似つかわしくなかった同級生の秋太郎がいた。その秋太郎の宿題をすらすらと解いている当たりの描写は痛快だった。 タイトルどおり、道端にある小さな...
書評

加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫、2016)

横浜の栄光学園の歴史クラブの生徒を対象に語った日本現代史の話しである。少し読みづらい箇所があったが、新たな知識の吸収もできた。著者は、菅元首相が日本学術会議の任命拒否の対象とした東大の教授である。本人はリベラルを志向しているつもりであるよう...
書評

板倉京『知らないと大損する!定年前後のお金の正解』(ダイヤモンド社、2020年)

題名どおり、定年前後のお金のことを考えた本である。55歳ぐらいまでには読んでおきたい。以下は参考になった事項である。・退職金と確定拠出年金は同時にもらわない。(p.30)・退職金専用定期は、退職時期に限り販売される高金利商品である。(p.4...
書評

森博嗣『お金の減らし方』(SB新書、2020年)

読後感の第一は、この著者のような性質の人は、決して多くはないであろうということ。珍しい方であり、不思議な方である。理系の学者にして文系小説家、印税で20億円を超える収入があるといい、お金を欲しいと思うことなくじゃぶじゃぶ入ってくる方である。...