倉木 禄右衛門

書評

石井妙子『女帝 小池百合子』(文藝春秋、2020)

小池百合子という人間の生き方を知ることができた。 有権者が政治家に求める基本的期待の一つに、その人が世の為、人の為という利他心に基づいて働いてくれるかどうかがあるのは間違いない。そんな世人の期待を欺き、この人は常に自分が一番でありたいという...
ランニング

2022年6月18日 30キロ走

走友会で30キロ走。とても蒸し暑い中、キロ5分30秒ペースで完走した。 汗を吹き出しながら走っていたためか、22キロ過ぎあたりから、足裏がピリピリし出してきて、明らかに攣る前兆である。ペースを上げることなく、よりいっそう維持することに務めな...
投資

2022年6月17日 米国株投資

自動設定ではない、自主的な米国株ドルコスト投資。3つの配当銘柄と1つの期待株。全部で132ドル、1ドル130円として、17,160円分の投資。 AT&Tは、4月にスピンオフしてから株価は下がって注意喚起銘柄となっているが、今後も配当期待を持...
書評

壺井栄『二十四の瞳』(岩波文庫、2018)

古いものであるが、小学校の先生を目指す女性にお勧めの本である。戦前、戦中における地方ののどかな情景を想起させる、いい物語だ。 自分も小学校3年生のとき、大卒したばかりの新任女性先生が担任となった。級友と連れ立って、その先生の家に行ったことを...
書評

百田尚樹『今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう』(飛鳥新社、2019年)

韓国の文化、社会、流行、グルメなどを一纏めにして称される「Kカルチャー」が一部の若い女性の間で人気である。実際に、わが家の娘もこの1年ぐらいの間に、YouTubeで自ら学んだというハングル文字で、自分の名前を書いたものを見せてきて、驚いたこ...
書評

高田純『21世紀 人類は核を制す─核放射線の光と影を追い続けた物理学者の論文集─生命論、文明論、防護論』(医療科学社、2013年)

専門部分が多くて飛ばし読みした箇所もある。 中国と北朝鮮が核爆弾により日本を標的に捉えることができる今、その脅威から日本がどのように国防を再構築すべきかを説いた箇所はよかった。チェルノブイリの事故に比べれば、福島原発の事故はあまり大したこと...
訪問

郷土の森 あじさいまつり

東京都府中市にある郷土の森博物館敷地内で開催されている「あじさいまつり」に行ってきた。園内には、色とりどりの紫陽花が咲き乱れていて、見事であった。ふさふさした花弁が大きく咲き誇る姿は見応えがある。また、園内にはモミジの滝と名付けられているち...
ランニング

第17回 湘南国際マラソン

湘南国際マラソンの参加案内ハガキが送られてきた。2018年大会に参加した記録に基づき、送付されてきたのだろう。 一つの売りにしているのは、ランナーがマイボトルやマイカップを持って走り、給水所で注水する仕組みである。SDGs的には好ましい取り...
書評

春江一也『プラハの春』(集英社文庫、2000年)

チェコスロバキアについては、ほとんど知らない国だったが、この本を読み終えて、この国のことをよく知ることができるようになった。チェコスロバキアがワルシャワ条約機構という同じ同盟組織のソ連に軍事侵攻された史実に接し、ソ連という国家の本質の一面、...
ランニング

2022年6月4日(土)30kmペース走

走友会の30km走を完走。ペース5分30秒で完走時間は2時間43分。 今朝起きるまで眠った睡眠時間が4時間42分と短めだったことが響いたのか、身体の疲れが抜けきらないまま、今日の練習会を迎えた。 帰宅後は脚に疲労感がひしひしと残っている。明...