鈴木大介『最貧困女子 』(幻冬舎新書、2014年)

書評
  • 可視化されていないセックスワーカーの現実を知ることになります。
  • 本書は、最貧困女子に共通しているのは、3つの障害と3つの無縁と説いています。3つの障害とは、精神障害、発達障害、知的障害。3つの無縁とは、家族の無縁、地域の無縁、制度の無縁です。
  • 先日読んだ『燕は戻ってこない』に登場するリキは、上記3つの障害には当たらず、また直接的セックスワーカーではないが、上記3つの無縁には少しは当たっており、また広い意味で性に関するビジネスに関わっているという意味では、セックスワーカーに分類することができそうです。
  • 負の連鎖の現実を思い知ります。

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