50歳を超えてから、この先の生き方に迷いを感じることが多くなってきました。何かしらの羅針盤となるものを探していたところに、アマゾンで見付けた本です。著者自身が50代のときに書いた本なので、普段私が抱いている感情と同じことが綴られていることが分かります。以下メモしておきたかった事項です。
No.20「アイディアのままで終わらせない」(枯れる人は、一歩が踏み出せない)
これはすぐに行動することが大事だということを説いています。年齢を重ねると物事への対応が遅くなりがちですが、それでも思いついたが吉日の気分ですぐやることが大切だということですね。
No.21「楽しいこと、好きなことを選ぶ」(枯れる人は、つまらないままでいる)
50歳までは我慢ならないことにも我慢してきたが、人生の半分を過ぎた50歳からは我慢ならないことに辛抱するよりも、それを避けられるなら避け、自分の好きなこと、楽しみになることを自由にやっていっていいよということを説いています。このような声は自分の周りの同年代の人からよく聞きます。
No.24「肉体・内臓を疲れたままにしない」(枯れる人は、疲労困憊である)
若いときだといくらでも寝ることができましたが、今の自分の平均睡眠時間は6時間を切っている状態。とても8時間以上は眠ることはできない身体になっています。睡眠と就寝が疲労を取る最善の方策なのですが、今の身体の現実からどうしても疲労を全部取ることはできない状態です。新たなサプリを試してみたいと思っています。
本文記述によると、タモリ、ビートたけし、福山雅治、オバマ前米国大統領は1日一食だとのこと。これらの人々はいつまでも若く見えるとのことですが、確かにそうかもしれません。逆にいうと、年齢ごとに基礎代謝が落ちていくのに、1日三食だと多すぎて、内臓疲労をさせることは実際にあることだと思います。ごぼう茶で有名な医師の南雲先生も1日一食ですね。
No.45「お金に困らないシステムを作る」(枯れる人は、退職後にお金が入ってくる流れがない)
本書でこれがもっとも大事だと思ったこと。もちろん、年金をもらえる年齢になればそのお金は入るでしょうが、それ以外の収入先を確保しておくことが大事だと説いています。著者の周りで経済的に実っている人は次の5つのいずれかだとのこと。
① 元々の資産家
② サラリーマンだけど企業で出世して高い報酬を得ている
③ 親からのビジネスを継承して、潰さずに伸ばしている
④ 自分で起業して成功させている
⑤ 株式、為替などの運用で成果を上げている
No.51「最高の利回り投資『自分づくり』をする」(枯れる人は、学びに投資しない)
著者によると、「いくつになっても自己投資を惜しまない人が、社会の第一線で活躍していく人なのだと痛感」したとのこと。これは、自己投資をして己の価値を高めるということですね。どんなことでもいいので、自分を売りにできて、頼りにされる何かを身に付けることが大切であるということを説いています。
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