高田純『21世紀 人類は核を制す─核放射線の光と影を追い続けた物理学者の論文集─生命論、文明論、防護論』(医療科学社、2013年)

書評

専門部分が多くて飛ばし読みした箇所もある。

中国と北朝鮮が核爆弾により日本を標的に捉えることができる今、その脅威から日本がどのように国防を再構築すべきかを説いた箇所はよかった。チェルノブイリの事故に比べれば、福島原発の事故はあまり大したこともないことがよく分かりった。福島原発事故が今まで大げさに報道されてきたのは、一つには、水素爆発により建屋が爆発により吹き飛んだ映像がショッキングだからだろう。これにより、一気に放射能も吹き飛んだと思っている人は少なからずいるのではないだろうか。

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