書評 小林峻一、加藤昭『闇の男 野坂参三の百年』(文藝春秋、1993年) 古い本ですが、平成の時代に大宅賞を受賞したことのある作品です。こういう稀有な人がいたということを知っておくだけでの話しです。 日本共産党の議長まで務めながら、齢100歳になった年にその共産党から除名処分を受けた野坂参三。三重スパイであること... 2023.06.28 書評