2023-06

書評

小林峻一、加藤昭『闇の男 野坂参三の百年』(文藝春秋、1993年)

古い本ですが、平成の時代に大宅賞を受賞したことのある作品です。こういう稀有な人がいたということを知っておくだけでの話しです。 日本共産党の議長まで務めながら、齢100歳になった年にその共産党から除名処分を受けた野坂参三。三重スパイであること...
書評

村上春樹『ノルウェーの森』(講談社、1987年)

高校生のときに読んで以来、実に35年振りくらいの再読でした。文庫本ではなく、赤と緑のハードカバーの本です。当時、大学生になったら、この本のような恋愛をできたらいいなという思いで読んだことを覚えています。 しかし、個々の情景や描写はほとんど覚...
書評

ジェリー・ミンチントン(弓場 隆)『うまくいっている人の考え方 完全版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2013)

ブックオフで見つけた本です。タイトルに引かれて、目次を見て購入しました。読了後にアマゾンで調べたら、ベストセラー第1位になっていてちょっと驚きました。「うまくいっている人の考え方」を100個に集約して、それぞれについて2ページ程度で平易な言...
書評

山崎元、水瀬ケンイチ『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』(朝日新聞出版、2022年3月)

リべ大の両学長が推している本です。普段から両学長のYouTubeを見ていれば、両学長が推す理由に納得する内容です。 本書の特徴の一つは共著なので、本文記述の主語の書きぶりが「著者たちは、」となっていることです。あとがきに書いてありますが、二...
ランニング

仙台国際ハーフマラソンのふり返り

6月4日の日曜日、仙台国際ハーフマラソンに参加してきました。記録はネットで1時間49分。ペース換算すると、だいたい、1キロあたり5分7秒のペースでした。スタート時点で気温は24℃。湿度は低く、カラッとした晴天でした。一般の部男子の順位で、全...