2022-11

書評

赤木雅子、相澤冬樹『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』(文藝春秋、2020年)

先週、大阪地裁で、佐川・元理財局長を被告とする事件の判決があったばかりである。 正直に読んでよかった本である。権力は恐ろしい。権力は嘘をつくということがよく分かる。公文書改ざんは、安倍元首相の国会答弁を忖度して、理財局長が指示したものである...
ランニング

2022年11月26日 インタバル走

3週間ぶりくらいのインタバル走。10キロメートルコース中、800メートルの疾走と400メートルのジョグを1セットとして、7セット分。ヤッソ800の定義は、800mの疾走と400mジョグを1セットとして10本繋ぐ練習なので、3本足りない計算。...
書評

ドナルド・キーン『ドナルド・キーン自伝 』(中公文庫、2011年)

日本を愛し、日本を世界に紹介してくれた功労者の自伝である。東日本大震災で日本人が心痛に沈んでいるときに、わが心は日本人とともにあるという信念のもと、米国から移住して日本国籍を取得したキーンさんが子供の頃から80歳過ぎぐらいまでの人生を語って...
書評

兄貴(丸尾孝俊)『大富豪アニキの教え』(ダイヤモンド社、2012年)

リべ大の両学長が紹介していた本だったので、読んでみた。まさに与える人こそ、成功していることの典型例だろう。記述されている描写から、バリ島の風景を想像し、訪ねてみたいと思った。 【読んで学んだこと】 ・自分から会いに行く。これは、時間と場所を...
書評

北海道新聞社編『消えた四島返還』(2021年)

読んだ結論は、プーチンが日本に北方領土を返還する意思はまったくない、ということ。 返還されるチャンスだったのが、ソ連が崩壊してエリツィンが大統領のときで経済的にも国力がもっとも弱まっていた1992年頃であった。 1951年のサンフランシスコ...
ランニング

第42回つくばマラソン(2022)

3年ぶりに開催されたつくばマラソンに参加。手持ちのガーミンの記録とランナーズアップデートの記録に違いがあるが、ガーミン記録では3時間50分台のなんとかサブ4。10月上旬の別海町マラソンよりも走れた気はするが、記録を見る限りは五十歩百歩の相違...
書評

奥村聡『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円』(光文社新書、2019)

タイトルに引かれて購入して読んでみたものの、そんなに簡単に会社を買えるものではないだろうというのが読後感である。 大廃業時代、事業継承の担い手を表明している企業はたくさんあるだろう。しかし、特に、ずっとサラリーマン生活を送ってきたような人が...