2022-10

書評

坂本貴志『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』(講談社現代新書、2022)

良書である。官僚出身者らしく、文体もしっかりしている。著者自身のこれまでの勤務経験を踏まえて、今後に対する働き方を提言していることには、好感が持てた。前編で統計データを用いながら説明し、後編で定年退職後に働き続けている実例を挙げている。 読...
書評

野崎 幸助『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』(講談社+α文庫、2016年)

なかなか面白い本であった。自叙伝である。亡くなってからしばらく経つ。商魂のある人であった。コツコツやることの大切さを感じた。金融業に関する記述では、さまざまな人間のドラマが描写されており、人間とお金のことが人によってさまざまであることがよく...
書評

百田尚樹、有本香『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』(産経新聞出版、2018年)

次は、p.249からの引用である。 「日本国憲法の草案は、GHQのわずか二十数人のメンバーが1週間程度でつくりました。憲法学者の西修先生(駒澤大学名誉教授)が、1980年代にアメリカに行って、その当時、存命だった起草者8人に話を聞いているん...
書評

深田萌絵『日本のIT産業が中国に盗まれている』(ワック、2019年)

ネットでフォローしている著者の警世の書。日本の将来を考える人にとって、読むにふさわしい本である。 「青幇(ちんぱん)」「超限戦」「スリーパーセル」など、この本の中に登場する耳慣れない言葉は、いずれもPRCの覇権に関連したもの。 何も対策が取...
書評

久留島龍夫と軍事研究グループ『第三次世界大戦 日本篇 ソ連軍日本上陸!』(二見書房、1979)

書評
ランニング

別海町パイロットマラソン参加(その2)

別海町パイロットマラソン参加(その2)の記録。フィニッシュ後と釧路市内居酒屋一人打上げ。
ランニング

別海町パイロットマラソン参加(その1)

別海町パイロットマラソンに参加してきた。4時間以内では走れたが、目標のサブ3.5はならずだった。原因は、夏場の練習でロングの練習をできなかったことに尽きるだろう。20キロまではキロ5を上回るペースで走ることができていたものの、その後ちょうど...