2022-07

ランニング

東京マラソン2021の振り返り

今年参加した東京マラソンから間もなく5か月が経とうとしている。目標としていたサブ3.5に辛くも到達できなかったが、今後のレースで達成したい。 いろいろな雑誌を整理している中で、当時、大会事務局からもらっていた大会冊子をパラパラと見返していて...
書評

山本有三『路傍の石』

中学校に進めなかったので、丁稚奉公として仕えることになったいせ屋。そこには、中学校に進むのがもっとも似つかわしくなかった同級生の秋太郎がいた。その秋太郎の宿題をすらすらと解いている当たりの描写は痛快だった。 タイトルどおり、道端にある小さな...
書評

加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮文庫、2016)

横浜の栄光学園の歴史クラブの生徒を対象に語った日本現代史の話しである。少し読みづらい箇所があったが、新たな知識の吸収もできた。著者は、菅元首相が日本学術会議の任命拒否の対象とした東大の教授である。本人はリベラルを志向しているつもりであるよう...
書評

板倉京『知らないと大損する!定年前後のお金の正解』(ダイヤモンド社、2020年)

題名どおり、定年前後のお金のことを考えた本である。55歳ぐらいまでには読んでおきたい。以下は参考になった事項である。・退職金と確定拠出年金は同時にもらわない。(p.30)・退職金専用定期は、退職時期に限り販売される高金利商品である。(p.4...
書評

森博嗣『お金の減らし方』(SB新書、2020年)

読後感の第一は、この著者のような性質の人は、決して多くはないであろうということ。珍しい方であり、不思議な方である。理系の学者にして文系小説家、印税で20億円を超える収入があるといい、お金を欲しいと思うことなくじゃぶじゃぶ入ってくる方である。...
ランニング

別海町パイロットマラソン参加申込

10月に開催される北海道別海町パイロットマラソンに参加申込をした。目当ては、完走者に完走賞として与えられる鮭である。もちろん、記録狙いということもある。この大会は初めての参加となる。坂道はほとんどなく、平坦な道路であり、チャレンジのしがいが...
映画・テレビ・ドラマ・ラジオ

『沈まぬ太陽』

Amazon PrimeでWOWOW製作の「沈まぬ太陽」の全20話を見終えた。とてもよかった。渡辺謙主演の映画の方(映画版)は約3時間半、対してWOWOWが制作した上川隆也主演の方(ドラマ版)は16時間半以上。原作の新刊が5巻あったことから...
書評

鈴木健夫『ぼくは痴漢じゃない!-冤罪事件643日の記録-』(新潮社、2004年)

痴漢冤罪に巻き込まれたら、人生が狂ってしまうことになることを知る。 そもそも、この本は、周防正行監督の『それでも僕はやっていない』の映画を観てから購入、読んだものである。つくづく、世の中に公平さ、正義はないものだと実感する。この本を読み、刑...
新聞評

2022年7月9日 安倍さん銃撃について

安倍晋三元首相が2022年7月8日(金)、凶弾に倒れた。この事件で、死亡時刻、海外の反応、犯人の3つについて、以下記す。 死亡時刻について 普段、仕事をしているときにスマートフォンに速報を受信しても見逃すことが多いのだが、昨日は頻回に速報が...
書評

神樹兵輔『40代から知っておきたいお金の分かれ道』(フォレスト出版、2015年)

著者は、これからの時代、住宅ローンにより持ち家を購入するよりも、賃貸住宅の方が得だと説明している。右肩上がりの経済なら、ローン完済後に投入した金額以上の価額になっていればいいが、右肩下がりの経済では低下していく価値にローンを支払っているよう...