書評 壺井栄『二十四の瞳』(岩波文庫、2018) 古いものであるが、小学校の先生を目指す女性にお勧めの本である。戦前、戦中における地方ののどかな情景を想起させる、いい物語だ。 自分も小学校3年生のとき、大卒したばかりの新任女性先生が担任となった。級友と連れ立って、その先生の家に行ったことを... 2022.06.15 書評