創価学会が中国と結び付きの強いことは、この本を読むまでまったく知りませんでした。ある意味、創価学会は、中国共産党にとって、親しくなった日本の団体として、対日工作の成功例と言えるでしょう。しかし、このような状況では、創価学会の政党である公明党と連立を組む自民党は、対中国政策で公明党からの制約を受けざるを得ないでしょう。
15年以上も前の段階でこの本に書かれているだけの対日工作が行われていたのですから、現在はもとその対日工作ぶりも裏では過激さを増しているに違いありません。
仕事で中国とかかわることのある人にとって、絶対に読んで損にはならない本です。
コメント