笹井恵理子『潜入・ゴミ屋敷-孤立社会が生む新しい病 』(中公新書ラクレ, 2021)

書評

雑誌「PRESIDENT」に定期掲載欄を有する著者の本で、かねてより気になっていた本でした。この定期掲載内容から、栄養士なのだろうかと想像していましたが、実際はフリーのジャーナリストでした。読み終わって著者に対する印象は、とくかくに行動派である、ということです。

ゴミ屋敷の片付けを行う専門会社の社員とともに現場に行って一緒に働きくことで取材に代えています。

ゴミ屋敷の実例として取り上げられている、その家の主に共通しているのは、40歳代以降、家族との死別や離別により一人暮らしを行っている人、と分析しています。

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