裁判の結果は、検察側の上告の棄却、すなわち被告(金子氏)の無罪ということである。読みながらホッとした。金子氏ほどの人間が逮捕拘留され、保釈された後も自由にパソコンをいじれなかったことを思うと、日本のIT業界にとって大きな損失であったと断ぜざるを得ません。
巷間噂となっている金子氏がビットコインの産みの親であるというサトシ・ナカモト氏であったかどうかについて、著者の金子勇氏に関する人物描写からして、私は疑わしいと思えてきました。理由は、サトシ・ナカモト氏が英語で書いたような論文を金子氏が書けたとは到底、思えないからです。
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