新聞広告で東海汽船が東京湾夜景航路を1,000円で乗船できるとあったので、行ってきた。横浜の大さん橋を18:10に出航、竹芝桟橋に19:45到着の約1時間半の乗船である。
大さん橋から竹芝桟橋専用の運行ではなく、大島からの帰途、横浜港に寄港したうえで竹芝桟橋を目指すルートの船である。なので、大島から乗船した本当の客もおり、彼らは客室で滞在できる。横浜の大さん橋から乗船の客は、デッキで外の風景を見ながら過ごすことになる。
きれいだと思ったのは、出航直後に横浜のみなとみらいのビル群の夜景、ライトアップされた横浜ベイブリッジと台場のレインボーブリッジ、青海ふ頭でいかにも港を思わせるオレンジ色に照らされた貨物の入出港の風景などであった。
また、羽田空港沖を通過する際は、船のすぐ上をいまにも空港に着陸しようとしている旅客機がどんどん通過していく様子を見ることができた。アプリのフライトレーターを空にかざすと、たくさんの飛行機が画面に現れた。
乗船したのは、2020年就航の3代目さるびあ丸。まだ2年半ぐらいしかたっていない船なので、船内と船外ともにきれいである。
乗船料が税込みで1,000円は安い。横浜の大さん橋から乗船時、行列ができるほどの人たちが並んでいたが、多く見積もっても300人ぐらいだったろう。東海汽船にとっては30万円の収入(正確には税を控除する必要あり)である。たぶん、1,500円や2,000円ぐらいでも、乗りたがる人はいるような気がする。
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