米国の研究者によると、人生の幸福のどん底にあると感じている年代は、一般的に50代前半がもっとも多いそうです(上図、注)。これは、会社員生活を送る人に限定した研究ではありませんので、50代前半の人たちに世界的に、普遍的に共通するというものです。
そんな中、会社員生活を送り、年齢的にはその渦中にある自分がこの本を読んで、少しは救われた気がしました。
以下は、自己否定感を少しでも払拭し、自己肯定感を高めてくれる筆者の応援メッセージです。
企業における人事評価というものは、必ずしもその人のコアとなる能力・スキルに対する評価をそのまま反映しているとは限りません。
幹部層になっていくには、相性のよい上層部の引き上げがなければ難しい。
会社の中で生きていると、(中略)会社から受ける評価を絶対的な自分の評価であるかのように受けてしまいがち
社内での評価があたかも自分の社会的評価のように思い込むのは、もうやめにしましょう。
注:David G. Blanchflower, “Is happiness U-shaped everywhere? Age and subjective well-being in 145 countries” 2020
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