仙台国際ハーフマラソンのふり返り

ランニング

6月4日の日曜日、仙台国際ハーフマラソンに参加してきました。記録はネットで1時間49分。ペース換算すると、だいたい、1キロあたり5分7秒のペースでした。スタート時点で気温は24℃。湿度は低く、カラッとした晴天でした。一般の部男子の順位で、全体の上位1/3には入りました。

参加する前より、6月の開催で気温は高く、また4月から5月に掛けて咳が続いていいたため本格的な練習ができなかったことを言い訳として、ファンランのつもりでいました。しかし、結果的に見ると、ファンランにしては速過ぎたかもしれません。もう少しゆっくり走って、杜の都の街並みを堪能してもよかったかもしれません。

スタート直後は渋滞でなかなか前に出られません。道幅がだだっ広いわけではないので、仕方ありません。スタートしてから400メートルぐらいで左折。左折した先に上り坂が見えて、先行するランナーの集団を見たときはある意味、壮観な風景でした。坂を下ったあたりがちょうど1キロ地点ぐらいで、ここまでのペースが約6分。

最初の折返しでターンをしてから渋滞も少なくなってきていましたので、思うがままにストレスなく走っていたところ、小刻みなテンポで走り去っていく女性になぜか刺激されて、自分もしばらくその女性に付いていってしまい、結果的にスピードが速くなってしまいました。でも、追跡できていたのは1キロもなかったでしょう。どんどん、先に行ってしまいました。

4キロから5キロに掛けて通過する新寺1丁目交差点を左斜め前に進んでJRの高架下を通過するあたりは、東京マラソンで都庁前をスタートして新都心歩道橋下を左折して新宿大ガード下を通過していくのと光景的には似ています。

愛宕上杉通に出てからがちょうど5キロ地点。ここで初めて給水ポイント。しっかり、スポドリを取りました。東二番町通に入ってからは1キロ以上北進し、その後左折して青葉通に進入。この青葉通に進入する手前あたりは、道路が広いこともあり、風が強く吹いていました。

青葉通を青葉城下までずっと西進し、仙台国際センター脇を右折。ここで、伊達政宗公を模した冑姿の若い男性が応援している姿を見て、この応援ポイントならでの姿に思わず走りながら拍手を送りました。

その後、西公園脇を通過して定禅寺通に入って勾当台公園前の三越で折り返し、その後は15.5キロ付近まで、走ってきた道路の復路のコース。三越前の折返し地点でちょうどハーフのハーフの地点、つまり10.5キロぐらいの地点。ここでガーミンを見たら、これからキロ5分30秒ぐらいのペースなら1時間50分を切れるのではないかと思いつつ、ややそれよりも速いペースで走ります。ちょうど、この定禅寺通では、地元の人たちが歓迎の踊りを繰り広げていましたが、あまりそれを楽しむ余裕はなく、走り過ぎます。

初めての仙台国際ハーフマラソンなので、コースをじっくりは理解しないまま走り始めましたが、15.5キロ過ぎあたりでこのまままっすぐ行けばフィニッシュ地点だと思っていたら、これが甘かったです。15.5キロ地点で左折し、そこから延々と往復5キロぐらいの距離を行って戻ってくるコース設計。これには心が折れました。そんな気持ちでいる中、さらに悪いことに19キロ過ぎあたりからは脚にピクピクを感じ始め、ここでスピードを出すと間違いなく悲鳴モノの足攣りが待っています。なので、なるべくペースは上げずに走りました。

ようやくフィニッシュが近付いてきて弘進ゴムアスリートパークに入ったのが手持ちのガーミンで1時間47分ぐらい。ここまで来たので、なんとか1時間50分は切りたいと思い、辛いながらもトラックを走り、なんとか1時間50分を切れました。この記録、ランニングクラブで今の季節に同じぐらいの距離を走るときの練習会でのタイムとほぼ同一でした。

仙台国際マラソンに対する個人的な評価を述べます。たぶん、今後は申し込みません。第一の理由は、コース設計がいまいちです。3か所の折返しを設けるぐらいなら、もっと市内大回りのコース設計をしてほしいです。ただ、その場合はもちろん、交通規制を敷かなければならず、警察の方々の警備も大変なのになることは承知しています。ただ言いたいのは、3か所の折返しを設けて距離を稼ぐぐらいならば、いっそのこと、大回りにした方がいいのでないかと考えます。給水ポイントは適切な間隔で設けられているほか、そのテーブルも長めなので取りやすかったです。

楽天モバイルパーク宮城は、外側からみるとだいぶ古くなってきていますね。調べてみたら、1950年に開場したそうですから、70年以上も経ちます。

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