韓国の文化、社会、流行、グルメなどを一纏めにして称される「Kカルチャー」が一部の若い女性の間で人気である。実際に、わが家の娘もこの1年ぐらいの間に、YouTubeで自ら学んだというハングル文字で、自分の名前を書いたものを見せてきて、驚いたことがある。また、妻と新宿の大久保に行って、とても混んでいたが楽しかったとも言っていた。
百田尚樹『今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう』を読めば、そのKカルチャーすら本当に韓国独自のものかと疑わざるを得なくなる。日本オリジナルの折り紙、扇子、寿司、刺身、しゃぶしゃぶ、相撲、ソメイヨシノさえ、彼の国は自分たちの国がそれらのルーツ、発祥だと主張しているそう。
本書あとがきには、次が記されている。
「日本のEEZ内で哨戒機にレーダーを照射する国と同盟関係を結べるでしょうか。」
「阪神淡路大震災や東北大震災のような大災害があると、SNSがお祭り騒ぎになるような国と友好関係を築けるでしょうか。」
「イチゴや和牛の品種を盗む国を信用できるでしょうか。」
Kカルチャーというソフト面のイメージに魅了されている小学生の娘にとって、彼の国が虚偽と欺瞞に満ちた国であることを理解できる日は遠そうである。
コメント